企業プロファイル
- 製造業、
- 所有施設数：６、
- 年間消費量：16 MW、
企業の目標
- 新しい規制による影響を理解すること。
- 毎年のエネルギー関連予算の確定。
- 政策決定プロセスにおける明確さ
- エネルギー費用の削減
問題点
一つ目は、この企業は電気料金削減と予算を正確に立てるという二つの課題に直面していました。彼らは “qualified supplier”と契約していると信じていました。qualified supplierとはすでに電力会社と契約している小売電気事業者のことです。しかしメキシコではよくあることですが、契約した内容も約束した電力供給量もその通り履行されませんでした。その結果、この企業の信頼性や生産そのものが予定通りにいかなくなる危機に陥っていました。
二つ目は、電力市場の不安定さでした。契約しているサプライヤーが約束を守らず自社の利益を優先している状況で、いったいどんな選択肢があったのでしょうか。
解決策
財務や法務、購買、事業部など１０名からなる社内チームを編成しました。目的はリスクの軽減と理事会への勧告です。
社内チームの希望は、直接サプライヤーやブローカーと契約するよりコンサルタントと仕事をすることでした。なぜならコンサルタントは顧客が最大の利益を得ることを目的としているからです。この企業は過去に何回か取引を行ったことのある国際的に著名なビジネスアドバイザーの会社に、この困難な状況を乗り越えるために必要なコンサルタントを尋ねたところ、Acclaim Energyが最も信頼できると紹介されました。社内チームの調査でAcclaim Energyの顧客維持率は９７％で、メキシコや北米に小売りやホテル、製造業などの顧客を持ち長年にわたりそれらの経費削減に大きく寄与してきたことを知り、Acclaim Energyの力を借りることにしました。
Acclaim Energyの強み
契約と同時に彼らは素早いアクションを起こしました。まず電力消費の状況を掌握し、それに適したサプライヤーとそれぞれの提示価格を調べました。彼らは長い経験によって、大統領選挙が近づくにつれCFEのレートが引き下げられると予想しました。市場の選択肢とレートを比較し、CFEとの現契約を数か月間継続するよう勧めてきました。
その間、Acclaim EnergyはCFEのレートが再び上昇に転じるタイミングを探るべく市場を注視していました。そして上昇に転じるや素早く3つのサプライヤーを選び交渉を開始しました。最も条件の良いサプライヤーとさらに細部について交渉を重ね、当初より良い条件で５年間の契約をすることができました。
Acclaim Energyによる成果
- 大幅なコスト削減 今後５年間にわたり電気料金を 35%-40%削減できるようになりました。
- 明確さと確実性 正確な予算を立てることができるようになり、それに関連した事項も決定しやすくなりました。それは電力消費量の拡大なども含まれます。
- サービスに対する高い満足度 Acclaim Energyの何も隠さず全ての情報を開示する姿勢、期待以上の経費削減、さらに電気代の請求書のチェックなど契約期間中に引き続き行われるさまざまな助言やサービスにより、さらに経費削減が期待できることに大変満足しています。
- 市場の動向と予測に対するアドバイス 市場で日々起きていることの分析、今後起きるであろうことへの正確な予測、リスクへの対応など、Acclaim Energyはこの会社にとって必要不可欠な存在となりました。