大口利用者のエネルギー契約を監査し、高額の払い戻しを可能にする

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2月 28, 2020

電気とガスの供給契約は非常に複雑で難解なため、エンドユーザーとしての利用者が契約に関連するリスクとそのさまざまな要素を完全に理解することが非常に重要です。 多くの大口利用者は契約内容の重要性を十分に認識しておらず、それが大きな財政的ミスになる可能性があることを理解していません。 多くの場合、経理や法務担当者が契約の全期間を通じて契約通りに行われているかを監視することは困難であり、ビジネスが重大なリスクにさらされていることを認識していないケースをよく見かけます。これらの例は次の通りです。ç

契約書にみられるサプライヤーによる曖昧で、不完全、あるいは一方的な契約書独特の文言や言い回しは、サプライヤーにとって有利に解釈できるようになっています。例えば、最近ですが顧客がサインする前に弊社が確認した契約書には、請求書の間違いやそれが修正された場合、利用者に与えられるクレジットがいつ、どのように支払われるかについて言及されていませんでした。

また別の顧客の場合ですが、請求書に売買条件を明示していないため請求書の内容が不正確になり、ほとんどの場合サプライヤーへの支払いが過剰になる可能性があります。 Acclaimが最近実施した監査では、2019年だけで700,000米ドルを超える過払いが判明しました。 これは法務担当者と契約書に精通しているエネルギーの専門家の両者が契約条件をきちんと精査することが、どれほど重要かを如実に示しています。

いま御社が抱えているリスクや契約中または提案されている契約内容から御社を守ることができることをご存じですか?それでは御社の電気またはガスの供給契約に関するリスクを軽減する能力についてはいかがでしょうか?

最初のステップは、署名する前に契約書の内容を審査し適切な評価を行うことです。 これは契約言語を徹底的に分析し、懸念がある場所を特定し、契約書の曖昧な表現や利用者に一方的に不利な表現を排除するためです。 複雑さや独特な文言などがある契約書の内容を訂正、変更することは顧問弁護士ではむつかしいので、エネルギーを専門とする外部弁護士に相談することが推奨されています。 弊社の経験からエネルギー問題を専門にする弁護士が契約書などを精査した場合、内容確認作業とサプライヤーとのやり取りがより速やかに行われます。

2番目のステップは、契約通りに実行されているかどうか定期的に監査を行うことです。監査の重要性は、利用者に提供されるサービスが正しい内容であること(例えば期限内に必要かつ正しい情報を含んだ請求書)、適切な金額が請求されているか確認することです。 すべての契約は利用者が「監査を実行可能である」ことを含んでいることが重要です。 監査権は特定の条項で明示することも、利用者の権利の中で言及することもできます。

定期的な財務監査と同様に、明確に決められている範囲とスケジュールの中で定期的(例えば毎年)に実施する必要があり、それによって利用者は過払いを取り戻すことができます。 この作業をエネルギーの専門家に依頼すれば、企業はより費用対効果の高い方法で監査を行うことができます。 なぜなら専門家は監査の実施方法を熟知しているからです。さらに外部の専門家の良いところは、契約内容のチェックとコンプライアンスを確保するためのもう1つの目として機能するからです。

非常に重要なことは利用者とサプライヤーの友好的な協力関係の下で監査が行われるということです。 サプライヤーが防衛的または敵対的になり払い戻しが遅れるのを避けるために、サプライヤー自身も監査プロセスが彼らの仕事の一部であることを理解することが重要です。 結局のところ監査は間違い探しだけが目的ではなく、両者が公正かつ効率的に契約を履行していることを理解しそれを可視化するためで、これが長期にわたる持続可能な関係を保証するわけです。

Acclaimは15年以上にわたり、北米全体の電力およびガス契約の監査で豊富な経験を積んできました。これは、Acclaimの顧客だけでなくサプライヤーにも大きなメリットをもたらしました。 弊社の顧客は多額の過払いを取り戻すことができ、より良い品質のサービスを享受できるようになりました。そしてサプライヤーは何を改善しなければいけないか特定することができたからです。

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